アニメを作り出す前、映画少年だった頃の話

本当は別の話を書こうと思っていたのですが、高校時代の自分の動画を見たら気が変わりました。

なので高校の頃の話をしようと思います

 

僕に友達が高校時代、実写を撮っていたころ「SF物をやりたい」と言い出してきました。

タイトルは「KADENAWARS」

沖縄米軍基地を舞台にした近未来SF物でした。

それがこちら(MIXI)

その時僕はまだビデオスタジオの体験版以外動画のソフトを持っていなかったので急遽AEやシェード、DoGAポーザーなどをバイト代をはたき手当たり次第買いあさり、ハリウッドへの挑戦だとか、僕の高校時代の作品がスターウォーズを超えた自主制作の頂点になるだとか、本気で思っていました笑

10分程度の脚本にすればいいものをキヲクドロボウの予告の影響で2時間物を考えて滅茶苦茶をしていました

そこに友達が「ロボットを出したい」と言ってきて作ったテスト映像がこれ(MIXI)

自分で言うのもアレですが今見ると高校生の作品にしてはとっても面白そうだ!

エンターティメント作る気でいるぞこいつ!

SWとは言わないけど、映画甲子園で入選くらいはしそうな感じです

なんとなく影響を受けたものはわかってもらえると思います

その当時はすごく燃えていたので今よりレンダリングやエフェクトを細かくやってるし、この頃今くらい技術があれば多分前編グリーンバック撮影なんて無茶も平気でやってのけたでしょう(学校をサボってでも・・・いや、実際徹夜で製作をして次の日は寝坊してそのままサボってました)

処理の速さより映像の見えを意識して当時のスペックを考えると相当無茶をしていました。

しかし高校生に2時間分このクオリティを維持した動画が作れるわけがなく投げました。

そして自分の非力さに悔し涙を流しながら作ったのが金魚マンです。

金魚マンは当時の自分の非力さに対するイライラをぶつけた映画です。

 

金魚マンがあまりにも酷かったので特撮からSFにまた帰還しようと思い、作り始めたのがこれ(MIXI)です

途中まで順調だったのですが途中でメインキャストの一人に逃げられて僕の高校時代の映画作りは幕を閉じました。

 

こうして過去の産物を見ると、自分がどこへ行こうとしてたのかが見えてきます。

高校時代の自分には今の自分にはないものが沢山ありましたね。

友達、やる気、自分の作りたいもの、怒り、憎しみ、それらのパワー

ロケのためと言って親に無理を言って海外を一人で飛び回り、自転車で何十キロも走り回って1の力で10の物を作ろうとしていました。

人間としてだいぶ問題があって自分の興味があること以外放置で人を貶め苦しめ、挙句の果てに教師に「お前のしてることはすべて悪」だと言われたり、かの夜回り先生には「絵を見る限りこの子大分病んでますね」と言われたり。

滅茶苦茶な17歳でした。

 

いつの間にか私は人の流れに乗ることばかり考え、技量以上のことをするのは馬鹿だと思うようなつまらない人間になってしまった。

映像を見ても作っていても昔ほど感じられるものがなくなってしまった。

大人になるってこうゆうことなんでしょうか。

多分今の僕を若い頃の僕が見たら思いっきりぶん殴るでしょう。

 

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